ファミリMが決算発表後に上げ縮小、今期増益率が低下へ-予想下回る

コンビニエンスストア業界3位のファミリ ーマートの株価が決算を発表した午後2時以降に上げ幅を縮小。景況感悪化や 競合激化などを考慮し、会社側は2009年2月期の連結営業利益を前期比3.8% 増の324億円と見込んだ。既存店売上高の上ぶれや経費抑制で08年2月期は

5.4%の増益だったため、増益率低下で成長が鈍化すると受け止められたようだ。

午後2時30分現在の株価は前日比50円(1.5%)高の3400円。同社株は 業績開示後に乱高下。いったんこの日の安値となる3340円まで売り込まれたが、 直後には同高値の3460円まで浮上、約4分間で120円も値が動いた。午後2時 10分を過ぎると3400円近辺でこう着状態となり、午前終値の3420円より若干、 上げ幅を縮小した水準で推移している。

午後2時から同30分までの約30分間で約37万株が約定、同時刻までの累 積出来高(約92万株)の40%超を占めた。

ファミリMがこの日午後2時に公表した09年2月期連結業績見通しによる と、純利益は同1%増の166億円、1株利益(EPS)は174円14銭と見込ん だ。ブルームバーグ調査によると、証券系アナリスト7人によるファミリMの 今期営業益予想の平均は333億円、EPSが180円74銭だった。このため会社 側のEPS予想は市場コンセンサスを約4%下回ったことになる。

同社の上田準二社長は自社ホームページで、「確たる勝ち組としての地位 を固める1年」と指摘、小売業の基本に立ち返り、「やるべきことを当たり前 にやれる継続力」をつけていきたい、とコメントしている。

この日はコンビニ大手の決算集中日。ファミリMの30分前に業績内容を開 示したサークルKサンクスは決算公表後に急落、一時は12%安の1418円まで売 り込まれた。午後2時30分現在は同5.4%安の1529円で取引が進んでいる。

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