香港株(午前):続落、信用懸念再燃や原油安で-エスプリが大幅安

午前の香港株式相場は続落。信用市場の損失 拡大に伴う世界的な景気減速への懸念が再燃したことや、原油相場の下落を受 けて売りが先行した。

香港を拠点に持つ世界的な衣料品小売りチェーン、エスプリ・ホールディ ングスは1カ月ぶりの大幅安。中国最大の海洋資源会社、中国海洋石油(Cn ooc)も約1週間ぶりの大幅な下げとなった。

アトランティス・インベストメント・マネジメントのシニアポートフォオ マネジャー、ルノー・カム氏は、米サブプライムローン(信用力の低い個人向 け住宅融資)関連の「不安は依然として続いている。影響はまだ完全に表れて いない」と指摘した。

指標のハンセン指数は前日比209.87ポイント(0.9%)安の24101.82で午 前の取引を終了。一時は0.7%高となる場面もあった。下落銘柄と上昇銘柄の割 合は約3対1。ハンセン中国企業株(H株)指数は同1.9%安の12951.47。

8日の米国株は下落。S&P500種株価指数は0.5%安となった。投資家の 期待外れとなる第1四半期決算が相次ぎ発表されたことや、米S&L(貯蓄・ 貸付組合)最大手ワシントン・ミューチュアールが減配を発表したこと、3月 18日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で「長期にわたる深刻な景気下 降」への懸念が表明されたことが嫌気された。

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