アジア株:続落、損失拡大による業績懸念で豪銀が安い-東レも下落

9日のアジア株式相場は続落。信用市場関連の 損失拡大で業績が悪化するとの懸念が広がったことを受け、金融株への売りが膨ら んだ。

時価総額でオーストラリア最大の銀行、コモンウエルス銀行と、豪ウエストパ ック銀行が下落。UBSが両行は不良債権引当金を積み増す必要があるとの見方を 示したことが嫌気された。東レは、9日付の日本経済新聞朝刊が、同社の2008年 3月期の連結業績が減益となったもようだと報じたことから下げた。一方、豪鉱山 大手のBHPビリトンが中国の出資を受ける可能性があるとの観測から、年初来高 値を付けた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時28分現在、前日比1.1%安の

142.73。業種別では金融株の下げが最もきつく、10業種すべてが低下している。 同指数は年初からは9.6%安。米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ロー ン関連損失が拡大するとの懸念が重しになっている。

日経平均株価は前日比138円54銭(1.1%)安の1万3111円89銭で終了。ア ジアの主要株価指数の大半が下落。中国のCSI300指数は5.2%安で引けた。韓 国市場は総選挙で休場。

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