米投資会社アポロ、2980万株売り出しへ-非公開市場での株価下落で

米投資会社アポロ・グローバル・マネジメ ントは8日、自社株の売り出し計画を明らかにした。米証券取引委員会(SE C)に届出資料を提出した。世界的な信用市場の混乱により、非公開の株式市 場で株価が42%下落したのを受けた措置。

アポロは、昨年8月に私募形式で発行した自社株2980万株について、売り 出しを実施する。同社は、2980万株を7億1580万ドル(約732億円)、1株当 たり24ドルで発行していた。ゴールドマン・サックス・グループが機関投資家 や富裕な個人投資家を対象に開設している株式市場で、7日の同社株は14ドル だった。

ブルームバーグの集計データによると、資金調達コストの増加に伴い、1 -3月(第1四半期)に発表されたレバレッジド・バイアウト(LBO)の規 模は600億ドルと、前年同期の2010億ドルから減少。同業の米ブラックストー ン・グループの株価も昨年6月の上場以来、これまでに40%下落している。

法律事務所ケイ・ショーラーの企業・証券慣行担当幹部ジョエル・グリー ンバーグ氏は、アポロ株について「現時点で買う人たちは、昨今の環境が反映 された価格で買うことになるだろう」との見方を示した。

株式売り出し後、アポロのクラスA株はニューヨーク証券取引所に上場さ れる。アポロは昨年7月にも、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパー ス)、国営アブダビ投資庁(ADIA)、クレディ・スイス・グループを対象 に6750万株を発行している。

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