3月の英消費者信頼感指数:2004年以来の低水準-ネーションワイド

英住宅金融大手ネーションワイド・ビルディ ング・ソサエティが9日発表した3月の英消費者信頼感指数は、約4年ぶりの 低水準となった。金融機関の融資縮小や住宅不況の悪化が響いた。

ネーションワイドが電子メールで配布した資料によれば、3月の指数は前 月比1ポイント低下の77と、2004年5月の統計開始以来で最低となった。同 統計はネーションワイドの委託を受けた市場調査会社テーラー・ネルソン・ソ フレスが2月18日から3月20日に、1204人を対象に実施した調査を基にま とめた。

英産業連盟(CBI)は9日、イングランド銀行に対し、景気減速のなか で企業や消費者を支援するため、今週の金融政策委員会(MPC)で利下げす るよう求めた。3月の英住宅価格は1992年以来で最大の下落となった。英住宅 金融大手HBOSのリポートによれば、世界的な信用市場の悪化で住宅ローン の借り入れは一層困難になっている。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、フィンヌーラ・アーリー氏は、「短 期的に消費者信頼感指数が上昇する可能性は低い」と予想。「金融市場での事態 の進展や住宅市場の悪化から考えると、過去半年にわたる消費者信頼感の低下 は驚きではない」との見方を示した。

ブルームバーグ・ニュースの調査で、対象となったアナリスト61人のうち 51人が、イングランド銀は10日のMPCで政策金利を0.25ポイント引き下 げ5%に設定すると予想している。

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