ゴールドマン・サックスの村上氏:日銀は遅くても6月までに利下げか

ゴールドマン・サックス証券の村上尚己シニ アエコノミストは、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、8、9の両 日に開催される日本銀行の金融政策決定会合や、日銀が30日に公表する経済・ 物価情勢の展望(展望リポート)などについて語った。主な発言内容は以下の通 り。

金融政策決定会合の焦点について:

「きょう、明日と開かれる会合については現状維持ということで、ポイント はその後に白川方明副総裁が何を言うかということだ。短観が相当悪かったので、 景気の方向性は明らかに変わっている。それに対して日本銀行として必要な政策 は何か、ということがきょう議論される。いつのタイミングで利下げに踏み切る 可能性があるのか、といった情報が出てくる」

白川副総裁の政策スタンスについて:

「正直あまり色はない。もともと日銀にずっといた方なので、福井前総裁と 同じようなスタンスで政策運営をされる」

「どちらかと言えば中立だ。ただ、あえて言うと、これまで日本銀行のスタ ンスというのは政策金利を中立化する必要があるということだった。もちろん、 今の景気の状況からするとそういう状況ではなく、そこは徐々に変わっていく。 若干タカ派で、少なくともハト派ではない、という感じだ」

利下げのタイミングについて:

「早ければ4月30日もあり得ると思っているが、金融政策決定会合でコン センサスを得るのに時間がかかる可能性がある。ただ景気の方向性としてはほと んど後退に入っており、米国の景気の状況も相当悪いので、遅くても6月までに は金融緩和を決定するのではないか」

展望リポートの2008年度の成長率見通しについて:

「潜在成長率を下回る数字は出してこないと思うので、1.5%を大きく下回 ることはない」

--共同取材:鎌田泰幸 Editor:Hitoshi Ozawa、Masaru Aoki

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