ソニーや仏ビベンディ、著作権侵害で中国の百度を提訴-賠償金求める

音楽事業を手掛けるフランスのビベンディ、 ソニー、米ワーナー・ミュージック・グループは、楽曲の海賊版へのインターネ ットリンクを提供し著作権を侵害したとして、中国の検索サイト最大手、百度 (バイデュ・ドット・コム)に過去最大の賠償金支払いを求めている。

国際レコード産業連盟(IFPI)が2月に起こした今回の訴訟は、北京市 第一中級人民法院に先週受理され、訴えを公表できるようになった。IFPIの アジア地域ディレクター、メイシー・レオン氏が7日の電話インタビューで明ら かにしたところでは、原告側が求めている賠償金は百度が900万ドル(約9億 2000万円)、中国のインターネット・ポータル(玄関)サイト運営会社、ソ フ・ドット・コムが750万ドル。中国で音楽会社によって請求された賠償金額 としては最も多いという。

IFPIアジア太平洋担当のラチー・ラザフォード会長によると、中国の検 索サイト市場の6割を握る百度は、中国で合法的なデジタル音楽市場を創設する 上で「最大の障害」となっている。IFPIの調べでは、中国のオンライン楽曲 の99%以上は海賊版だ。

ワーナー・ミュージックのアジア部門社長でもあるラザフォード会長はこの 日の電話インタビューで、「百度を相手取った今回の訴訟で勝訴することは、中 国での合法的なデジタル音楽市場創設で最も大きな前進となるだろう」と述べた。

百度の広報担当者、リンダ・スン氏はコメントできないと述べた。ソフの広 報担当エリン・シェン氏からもコメントが得られていない。

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