豪銀ANZ:07年10月-08年3月期の貸倒引当金を71%積み増し

オーストラリア3位の銀行、オーストラリ ア・ニュージーランド(ANZ)銀行は7日、2008年度上期(07年10月-08 年3月)の貸倒引当金を71%積み増し、約9億7500万豪ドル(918億円)と したと発表した。07年度通期は5億6700万豪ドルだった。同行は豪コモンウ ェルス銀行と同様に、金利上昇が景気を抑制するなか、今年のデフォルト(債 務不履行)増を見込んでいる。

ANZ銀の株価はシドニー時間午後零時54分(日本時間午前11時54分) 現在、前週末比4.9%下落。同業大手の豪コモンウェルス銀とナショナル・オ ーストラリア・バンク(NAB)の株価も下落。世界的な信用危機と金利上昇 の影響で、デフォルト件数が増加し、利益が目減りするとの懸念を反映してい る。

米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは今年2月、豪州の 大手4行について、企業の借り入れコストが過去13年で最大となっていること から、貸倒引当金を3倍に積み増すことが必要になるかもしれないとの見方を 示していた。

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