中国人民元:ペッグ制廃止後の高値更新-上昇ペース加速の観測で

7日の中国の外国為替取引では、人民元が ドルに対し上昇し、2005年7月のドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値を 更新した。中国が11年ぶり高水準にあるインフレ抑制を目指し、人民元の上 昇ペースを加速するとの観測が強まった。

人民元は1ドル=7元の水準に近づきつつある。中国紙、中時電子報がア ナリスト2人の発言を基に、中国人民銀行がインフレ抑制を目指し、人民元の 上昇ペースを加速する公算は利上げの可能性よりも大きいとの見解を伝えたこ とが手掛かりとなった。

ドイツ銀行の通貨アナリスト、ミルザ・バイク氏(シンガポール在勤) は、「目下の焦点はインフレだ」と指摘。「4-6月(第2四半期)は1-3 月(第1四半期)と同様の状況が続くだろう」との見方を示した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午 前9時38分(日本時間同10時38分)現在、前週末比0.2%高の1ドル=

7.0040元。人民銀はこの日の人民元の中心レートを同7.0020元と、ペッグ 制廃止後の最高水準に設定している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE