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UBS:投資銀行売却の可能性に向け準備へ、3000人削減も-スイス紙

6日付のスイス紙ゾンタークによると、 スイスの銀行大手UBSは投資銀行部門を2-3年の間に売却する可能性があ り、それに向けて準備する方針だ。情報源は明示していない。

同紙によれば、UBSは米国法で将来、投資銀行事業の分離が義務付けら れた場合、同部門の売却を余儀なくされる可能性がある。また、スイス連邦銀 行委員会が投資銀行に求める資本の水準を引き上げる場合や、同部門が黒字に ならない場合も、売却を迫られる公算がある。

UBSの元社長、ルックマン・アーノルド氏は先週、投資銀行部門を富裕 層向け資産運用部門から切り離すとともに、増資に向けてそれ以外の部門の売 却を検討すべきだと指摘している。

2007年7-9月(第3四半期)以来でサブプライム(信用力の低い個人 向け)住宅ローン関連の評価損合計380億ドル(約3兆8600億円)を計上し たUBSは、150億スイス・フラン(約1兆5000億円)の増資を計画中だ。 同行はすでにシンガポールと中東の投資家から130億フランを調達している。

また同紙によれば、UBSはロンドンとニューヨークを中心に投資銀行部 門で最大3000人の削減を計画している。一方、アジアやスイスでの人員削減 はわずかな規模にとどまる見通しだ。

UBSの広報担当者エベリン・ミュラー氏はこの日の電話インタビューで 先週の発表について、「投資銀行の規模は金融市場の状況に適合するものにな る」と語り、「具体的な数字を明らかにするには時期尚早だ」と述べた。

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