米マイクロソフト、ヤフーへの買収提示額を引き下げか-関係者明かす

米マイクロソフトはヤフーに提示した446億ド ル(約4兆5600億円)の買収額の引き下げを検討している。関係者2人が4日明 らかにしたもので、米景気減速によってヤフーの事業が打撃を受けているためだと いう。

ヤフーが2月にマイクロソフトの買収提案を拒否して以来、両社の交渉は 進展しておらず、関係者によれば、ヤフーの事業が悪化している兆候が出てい るという。買収提示額引き下げの可能性は、株主にアピールする代替案を模索 しているヤフーのジェリー・ヤン最高経営責任者(CEO)にとっては、一層 の圧力になるとみられる。

現在のマイクロソフトの提示額は、提案が行われた前日のヤフーの株価終 値を62%上回っている。マイクロソフトは1月31日に、1株当たり31ドルで の買収案を示した。

サンフォード・C・バーンスティーン(ニューヨーク)のアナリスト、ジ ェフリー・リンゼー氏は「彼らは恐らく、この買収をめぐる闘争が終結するこ ろには、ヤフーの価値が今のマクロ経済の環境下で若干低下することに気付き つつあるのだろう」と指摘。その上で、ヤフーにとって「最善のチャンスは、 マイクロソフトの提案を受け入れ、友好的な交渉に変えることだ」との見方を 示した。

ロイター通信は先に、マイクロソフトが提示額を見直していると伝えてい た。ヤフー、マイクロソフトの広報担当者はいずれもコメントを控えた。

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