2月の独製造業受注:0.5%低下、予想外の落ち込み-輸出が低調(2

ドイツ経済技術省が4日発表した2月の製造業 新規受注指数(季節調整済み)は前月比0.5%低下となった。予想に反してマイナ スとなり、3カ月連続の低下。ユーロ高や世界景気の減速が輸出販売に影響した。 1月は0.7%低下(速報値は1.5%低下)に改定された。

2月の指数は前年同月比では9%上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめた エコノミスト調査の中央値では、前月比0.9%上昇、前年同月比6.6%上昇が見込 まれていた。

過去1年で18%上昇したユーロの対ドル相場や、米国を中心とする世界的な 景気減速が海外販売への重しとなるなか、欧州の製造業の伸びは鈍化している。国 際通貨基金(IMF)は、世界がリセッション(景気後退)入りする確率は25% との見方を示し、ユーロ圏の今年の経済成長見通しを下方修正した。

デカバンク(フランクフルト)のエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏 は「製造企業は圧迫されているが、受注在庫のおかげでしのいでいる。経済環境が 引き続き悪化すれば、企業は雇用と支出を減らし始めるだろう」と指摘した。

2月は、輸出受注が前月比1.1%減、国内受注が横ばいだった。1-2月の受 注は、それまでの2カ月間と比べ1.5%減少した。

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