欧州債(4日):3週連続安、10年債利回り3.95%-株高で需要後退

今週の欧州国債相場は下落し、今年最長の3 週連続安となった。信用市場混乱が最悪期を過ぎた可能性があるとの見方が広が ったことが背景。

株式相場の上昇に加え、スイスの大手銀UBSと米証券大手リーマン・ブラ ザーズ・ホールディングの増資計画を受け、独10年債利回りは一時、過去1カ 月余りで初めて4%を超えた。インフレ高進への懸念で欧州中央銀行(ECB) が利下げに踏み切るとの見方が後退したことも、国債相場を圧迫した。

スミス・ウィリアムソン・インベストメント・マネジメントの債券部門ディ レクター、ロビン・マーシャル氏(ロンドン在勤)は、「今週は株式相場の大幅 上昇が国債相場を押し下げた」と指摘。ただ「信用危機が過ぎ去ったと断言する には時期尚早だ。この先もまだ多くのショックが予想されることから、国債需要 は依然として堅調となるだろう」と語った。

ロンドン時間午後5時7分までに、独10年債利回りは3.95%。前週末から 1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げた。同国債(2018年1月償 還、表面利回り4%)価格は0.31ポイント低下し100.41。2年債利回りは前週 末比1bp上げ3.48%となった。

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