アジア株:3日ぶり反落-米景気悪化で企業利益圧迫との懸念強まる

4日のアジア株式相場は3日ぶりに反落。米景 気悪化に伴いアジアの大手企業の利益の伸びが抑えられるとの懸念が再び強まり、 ハイテク銘柄や自動車株が安くなった。

ゴールドマン・サックス証券が日本の自動車セクターの判断を引き下げたこと から、トヨタ自動車が安くなった。松下電器産業も、証券会社の投資判断引き下げ が響いて値下がり。半導体と携帯電話製造でアジア最大手、韓国のサムスン電子も 下落した。3月29日までの1週間の米新規失業保険申請件数が2005年9月以来の 高水準となったことが嫌気された。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後7時23分現在、前日比0.4%安の

144.68。前日までの2日間では4.8%上昇していた。同指数は前週末比では2.1% 上昇し、昨年12月以来の2週連続高となった。年初来では8.3%下落している。

INGインベストメント・マネジメント(マニラ)のフィリピン担当最高投資 責任者(CIO)、ポール・ガルシア氏は「米失業保険申請件数は、米経済が不安 定な状態にあり、楽観主義者が期待しているより悪い状況を示している」と指摘。 「経済指標が弱い限り、金融市場は荒い値動きになるだろう」と述べた。

日経平均株価は前日比96円68銭(0.7%)安の1万3293円22銭で終了。ア ジアの株価指数の大半が下落した。中国と香港、台湾市場は祝日で休場。

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