スミダコーポレーション八幡CEO:人件費上昇で中国工場分散へ

巻線コイル専業メーカー、スミダコーポレー ションの八幡滋行最高経営責任者(CEO)は4日放送のブルームバーグテレビ ジョンのインタビューで、人件費が高騰している中国を中心とした生産体制につ いて東南アジアなどに分散し、「低コスト生産力」を維持していきたいと話した。 主な発言内容は以下の通り。インタビューは4月2日に行われた。

新しい中期計画

「売上高よりも利益を重視していく。そして、当社が売り物にしてきた低コ スト生産力を維持するために、中国一極集中でなく工場を分散していく。私たち は、他社に先駆けて中国に進出したが、中国での人件費が上昇し、他社も中国進 出を活発化させているため優位性がなくなる危険性があった」

工場の分散

「現在、中国広州市にある中核生産拠点をサポートする形で、中国南部に6 -8カ所のサテライト生産拠点を設ける。2009年には、ベトナム、カンボジア、 ラオス、タイにも拠点を設ける。即効力を求めているので、既存工場の買収や出 資を目指す。シルクロード構想と呼んでいるが、最終的にはインドまでつながる 生産拠点を作りたい」

広州中核拠点のさらなる人員削減

「削減ということでなく、コア工場としての役割をはっきりさせていく。サ テライト生産拠点が量産に特化できるようコア工場は、サービスや流通機能を集 中させていく」

原材料費の高騰対策

「素材や内部で使う機械の製作については、内製化できるようにしていきた い。そういった技術をもった会社があってスミダグループ入りに賛同してくれる のであれば提携や買収も考えていく」

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