米リーマン・ブラザーズがCLO組成-企業買収ローンを簿外に分離へ

米証券4位のリーマン・ブラザーズ・ホール ディングスは、高リスク貸付債権を簿外に切り離す対策の一環として、28億ド ル(約2860億円)のローン担保証券(CLO)を組成した。

先週届け出た条件概要書によると、新たに組成したのは「フリーダムCL O」という名称で、企業買収向け融資など66種類のローンを含む。リーマンは 最もリスクが高い5億6500万ドルの劣後債部分を保有。投資適格等級の債券22 億ドルを私募で販売した。

ドイツ銀行やクレディ・スイス・グループも昨年、帳簿上のローンを市場で 売却せず、CLO組成によって削減する手法を取った。スタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)によると、レバレッジド・バイアウト(LBO、買収先の資 産を担保にして資金を調達する買収)ローンの価格は、昨年6月に1ドルにつき 100セントだったのが、同88.8セントまで低下している。

法律事務所メイヤー・ブラウン(シカゴ)のCLO対策責任者、ポール・フ ォレスター氏は「金融機関はエクスポージャー管理に焦点を当てている」と指摘。 「CLOによって各機関は、リスクを各社が保有する劣後債部分に縮小すること ができる」と述べた。

リーマンの広報担当者、ランダル・ホワイトストーン氏は、コメントを控え た。

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