スイスUBSのアーノルド元社長、組織分割迫る書簡を送付-WSJ

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WS J、オンライン版)は4日、スイスの銀行UBSの元社長、ルックマン・アー ノルド氏が同行に組織分割を迫る書簡を取締役会に送付したと報じた。

3日夜に送付された同書簡を引用した同紙によると、2001年にUBS社長 を務め現在は英投資会社オリバント・アドバイザーズ会長のアーノルド氏は、 UBSが資産運用部門を売却して資本増強するべきだと主張している。また、 プライベートバンキング部門から問題を抱える投資部門の切り離しも提案して いるという。

アーノルド氏の提案をUBSが総会で株主に問う公算は小さいものの、同 行の変革に向けた圧力を強める可能性はあると、同紙は分析した。

UBSは1日、190億ドル(約1兆9000億円)の評価損計上と150億ス イス・フラン(約1兆5000億円)の増資計画を発表。2008年1-3月(第1 四半期)の業績が120億スイス・フランの赤字になったもようだとの見通しを 示すとともに、マルセル・オスペル会長(58)が退任することも明らかにした。 同行の株価は3日のスイス市場で、前日比1.6フラン(4.7%)安の32.4フ ラン。

ブルームバーグ・ニュースの電話取材に対し、UBSの広報担当マーク・ アリーナ氏は「この種の書簡はわれわれの目に留まっていない。もし受け取れ ば、対応する」と話した。

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