豪中銀総裁:豪州の需要は減速している、インフレは抑制-議会証言

オーストラリア準備銀行(RBA)のスティ ーブンス総裁は4日、豪州のインフレについて、抑制不能の状態ではないと指 摘するとともに、国内の経済成長が落ち着きつつある兆しがあるとの認識を示 した。

同総裁は下院経済委員会での半期に一度の議会証言を行い、「需要鈍化が進 行していることを示す証拠が少なくとも幾つかある」と述べ、「それが継続すれ ば、やがて物価を抑制する方向に作用するはずだ」との考えを示した。

利上げ局面が終わったとの観測から、豪ドルは下落。RBAは3月、イン フレ抑制に向け、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートを12年ぶり 高水準の7.25%に引き上げた。今週行われた政策決定会合では、各国の中央銀 行を利下げに追い込んだ世界的な信用収縮の影響を見極めるため、3カ月ぶり に政策金利を据え置いた。

スティーブンス総裁はまた、5月に公表される次回の四半期報告で、豪州 の経済成長とインフレの見通しが下方修正される見通しを示した。

同総裁は「インフレは加速している」と指摘し、それがRBAが利上げし てきた理由だと説明。「個人的には、インフレは抑制不能だとは思わない。われ われはうまく対処している」と語った。

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