欧州債:上昇、2年債利回り3.50%-年内の利下げ観測が高まる

欧州国債相場は上昇。欧州中央銀行(EC B)の政策委員会メンバー、リープシャー・オーストリア中央銀行総裁が高水準 にあるユーロ圏のインフレ率は低下していくとの認識を示したことを受け、年内 の利下げ観測が高まった。

リープシャー総裁は3日、インフレ率が3月に「警戒すべき高い」水準に達 したが、年末に向けて鈍化していくと発言。これを受けて、朝方軟調だった独2 年債相場は上昇に転じた。民間調査で3月のユーロ圏サービス業景気指数が市場 予想を下回る伸びを示したたことも、国債相場の支援材料となった。

ドレスナー・クラインオートの債券ストラテジスト、クリストフ・リーガー 氏(フランクフルト在勤)は「リープシャー総裁がいつもはインフレに対してタ カ派なことを考慮すると、発言は極めてハト派的だった」と指摘し、「同総裁は ECBが利下げに踏み切るとは示唆しなかったものの、無視できない発言だ。イ ンフレ率は今がピークだ」との見方を示した。

ロンドン時間午後5時14分までに、独2年債利回りは前日比6ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)下げ3.50%。同国債(2010年3月償還、表面 利回り3%)価格は0.11ポイント上昇し99.08。10年債利回りは同1bp下げ

3.98%となった。

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