豪セントロ株、過去最大の上昇-好条件の出資提案受けたとの報道で

オーストラリアの不動産投資信託運用会社、 セントロ・プロパティーズ・グループの株価は3日、過去最大の上昇を記録し た。2日終値の3倍以上の価格での出資提案を同社が複数受けたと豪紙が報じ たことが要因。同社は49億豪ドル(約4600億円)の債務借り換えを模索して いる。

セントロ株は、一時前日比35.5豪セント(120%)高の65豪セントまで 上昇した後、シドニー時間午後零時54分(日本時間午前10時54分)時点で は50.5豪セントだった。その後は、取引中止の措置が取られている。この日の 株価に基づく同社の時価総額は約4億2600万豪ドル。株価は昨年5月7日に付 けた過去最高値の10.02豪ドルからほぼ95%下げている。

豪紙オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューは3日、セントロが 6件の出資提案を受け取り、その大半の提示額は1株当たり約90豪セントだっ たと報じた。情報源は明らかにしていない。同紙は、債権行にとっては同価格 が安すぎるとして、債務返済に向けた資金受け入れの試みが失敗する可能性を 指摘している。

セントロの広報担当者、ジム・ケリー氏は出資条件についてコメントを控 えた。同氏はセントロが先月発表したように、同社が複数の投資家候補から提 案を受け取っていることを繰り返し述べた。

レビュー紙は、米ブラックストーン・グループや米シタデル・インベスト メント・グループ、豪マッコーリー・グループ、豪HFAホールディングス傘 下のライトハウス・パートナーズが提案を示した可能性があると伝えている。

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