米財務長官:米中はエネルギー安保強化で協力を-元の上昇ペース評価

ポールソン米財務長官は3日、米国と中国が 石油依存度の軽減やエネルギー安保の強化に向けて協力しなければならないと の考えを示した。両国は地球温暖化ガスの排出量で世界1、2位。

ポールソン長官は、北京での講演原稿で「両国は、均衡の取れた経済成長 とともにエネルギー安保と環境面の持続性を達成する課題を共有している」と 指摘。「それには豊富な資質、創造性、決断力そしてわれわれが目指す結果を達 成するという長期的な取り組みが必要だ」との考えを示した。

中国は現在、経済成長に伴う環境コストの軽減に苦戦している。温家宝首 相は昨年11月、同国のエネルギー消費量を今後5年間で20%削減する方針を明 らかにした。

ポールソン長官は、米中両国が外国産石油への依存度軽減のほか環境保護 や水質保全など同様の課題に直面していると指摘。その上で、両国のアプロー チは異なったものになる可能性があるとの見方を示した。

長官はまた、中国には個人消費拡大と「厚みのある、より効率の良い金融 セクター」の開発が必要との考えをあらためて強調。さらに中国当局による人 民元相場の上昇ペース加速の取り組みを評価した。

長官は「より柔軟性のある為替相場は、成長の軸足を国内消費に移す上で も強力な手段だ」と指摘。「相場の調整はまだ完了していないが、上昇ペースは 大いに加速しており、歓迎できる。今後も継続させるべきだ」と語った。

人民元の対ドル相場はそれぞれ、年初から4%、昨年1年間で7.1%、2005 年7月のドル・ペッグ(連動性)廃止からこれまでに18%上昇している。

-- Editor: Mark Rohner, Paul Panckhurst.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Keiko Kambara 記事に関する記者への問い合わせ先: John Brinsley in Beijing at +1-347-330-8823 or jbrinsley@bloomberg.n 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net.

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