欧州債:続落、2年債利回り3.56%-世界的な株高で国債需要が後退

欧州国債相場は続落。世界的な株高で安全投 資としての国債需要が後退した。

スイスの大手銀UBSとリーマン・ブラザーズ・ホールディングスによる増 資をきっかけに、金融市場混乱は最悪期を過ぎたとの見方が広がった。これを受 けて、独10年債利回りは2月29日以来の高水準まで上昇した。

ドイツ紙ビルトが、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのウェーバ ー独連銀総裁はインフレ加速の抑制に向けて行動する可能性を示したと報じたこ とも、国債相場の押し下げ要因となった。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・マロニー氏(ロ ンドン在勤)は「UBSとリーマンのニュースに対する株価の反応は驚異的だっ た。国債相場の下落はこれに対応したものだ」と指摘。「センチメントは改善し ているようだが、いくつか紆余曲折があると予想され、まだ安心できない」と語 った。

ロンドン時間午後4時57分までに、独2年債利回りは前日比7ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上げ3.56%。1月25日に付けた2年半ぶり高 水準に並んだ。同国債(2010年3月償還、表面利回り3%)価格は0.12ポイン ト低下し98.97。10年債利回りは同3bp上げ4%となった。

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