米FRB議長、ベアーS救済措置について議会委で証言へ-2、3日

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB) 議長は、中央銀行の伝統を脇に押しやり、ベアー・スターンズの資産290億ド ル(約2兆9600億円)の買い取りを支援した上に、プライマリーディーラー(米 政府証券公認ディーラー)の資本を増強する措置を取った。議会が知りたいの は、議長がどこで一線を画すのかだ。

バーナンキ議長は、2、3日に開かれる議会公聴会で証言する。議会証言 は、銀行以外を対象にした融資という大恐慌以来の対応となった3月16日のベ アー救済措置が取られて以降初めてだ。

議会は米金融市場の崩壊を防いだ点でFRBと財務省を評価している半面、 数十万人の国民の住宅が差し押さえられるなか、金融機関が資金支援を受ける ことの妥当性には疑問を投げ掛けている。

チャールズ・グラスリー上院議員(共和、アイオワ州)は「われわれが知 りたいのは、前例が作られたのかどうかだ」と指摘。FRBにベアー救済のよ うな措置を再び取る用意があるとすれば「非常に危険なシグナル」を発してし まうことになるとの見方を示した。ブルームバーグテレビジョンのインタビュ ーに答えた。

グラスリー議員は「連邦政府が常に救済してくれると考える人は、リスク を取ることに恐れを感じなくなる」と語った。

バーナンキ議長は2日午前9時半(日本時間同午後10時半)に上下両院合 同経済委員会で米経済について証言。3日には上院銀行住宅都市委員会で、J Pモルガン・チェースのベアー・スターンズ買収計画でFRBが果たした役割 などについて証言する。

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