住友鉱山・三菱マテ:上期生産計画-ニッケル増産、金・銀は減産へ

非鉄大手の住友金属鉱山と三菱マテリアルの2008 年度上期(4月―9月)の地金生産計画が1日までに判明した。市況高騰による鉱石や スクラップ需給のひっ迫で金や銀の生産量が減るが、昨年よりも鉱石需給が緩和傾向 にあるニッケルの生産は増える見通し。

住友金属鉱山は、東予工場(愛媛県)で定期修理を実施するため銅は前年比減産 となるが、前年は十分確保できなかったニッケル鉱石の入荷量が増え、ニッケルはほ ぼフル生産となる見込みだ。

三菱マテリアルは、前年に直島製錬所(香川県)の定期修理を実施した反動で銅 生産が増える。金と銀は鉱石やスクラップの品位低下で生産が減るとみられる。

2008年度(上期)の地金生産計画
(単位:毎月トンおよびキログラム、カッコ内前年同期比増減率、%)
社名       住友金属鉱山    三菱マテリアル
銅        29,833トン(-13)     29,056トン(+12)
亜鉛          7,116トン(+19)        700トン(+1.7)
鉛            2,117トン(-4.7)     1,850トン(+4.9)
金            3,000キロ(-27)      1,500キロ(-64)
銀           25,167キロ(-7.8)    30,667キロ(-12)
ニッケル      2,983トン(+21)
フェロニッケル 1,917トン(+8.4)

注:住友鉱山の生産量は6カ月分を合算した会社側公表値を、1月当たりの平
均値に計算したもの

住友鉱山の株価は前日比63円(3.4%)安の1792円、三菱マテは1円 (0.2%)安の 432円(午後1時28分現在)

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