欧州株:大幅高、増資好感しUBSに買い-業績期待で半導体株も高い

欧州株式市場では、ダウ欧州株価指数が2月 以来の高値に上昇。スイスの大手銀UBSが150億ドル(約1兆5300億円)の 増資計画を発表したのに加え、価格引き上げによる半導体メーカーの業績への期 待が高まった。

UBSは2週ぶりの大幅高となったほか、同業のクレディ・スイス・グルー プとドイツ銀行も上昇した。独半導体メーカーのインフィニオン・テクノロジー ズも高い。日本のエルピーダメモリが値上げの方針を発表したことが買いにつな がった。

ダウ欧州株価指数は前日比3.3%高の316.07で終了。同指数は1-3月期 の値動きとしては、少なくとも1987年以来で最悪となっていた。ダウ欧州50種 株価指数は前日比3.7%上昇、ダウ・ユーロ50種株価指数は同3.5%上げた。

リシュリュー・フィナンス(パリ)のファンドマネジャー、ナタリー・ペル ラ氏は、「最悪期を脱した可能性がある」と述べ、「UBSによる増資は確実で、 資金調達に不安はない」と語った。

1日の西欧市場では、18市場のすべてで株価指数が上昇した。

UBS

UBSは12%の大幅高。同行は190億ドルの追加評価損を計上し、2008年 1-3月(第1四半期)が120億スイス・フランの赤字となることを明らかにし た。またマルセル・オスペル会長が退任し、ピーター・カーラー氏が後任に就く ことも併せて発表した。

クレディ・スイスは7.9%上昇、ドイツ銀行は3.9%上げた。

インフィニオンは9.4%上昇し、欧州最大の半導体メーカー、STマイクロ エレクトロニクスは5.5%高となった。

英蘭系食品大手のユニリーバは3.2%高。ドイツ銀はユニリーバ株の投資判 断を「ホールド」から「バイ」に引き上げた。

英製薬会社のアストラゼネカは6.9%上げた。JPモルガン・チェースがア ストラゼネカの株式投資判断を「アンダーウエート」から「ニュートラル」に引 き上げたことが買いにつながった。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比150.5ポイント(2.6%)高の5852.6。FTオー ルシェア指数は同78.10ポイント(2.7%)上げて3005.15。

ドイツのDAX指数は同185.36ポイント(2.8%)高の6720.33。HDAX 指数は95.16ポイント(2.9%)上昇し3436.61。

フランスのCAC40指数は同158.93ポイント(3.4%)上げ4866.00で終 了した。

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