UAE、ドルとのペッグ制変更の是非検討へ委員会を設立-首相

アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマ ド・ビン・ラシド・マクトム首相は1日、通貨ディルハムのドルとのペッグ (連動)制を維持するかどうかを検討する委員会を設立したことを明らかにし た。

同首相は北京から上海へ向かう機内で記者団に対し、「委員会はペッグ制 を維持する場合としない場合の利点を主に検証する」と説明。同委員会から報 告書の提出を受けることになると述べたが、具体的な日程には言及しなかった。

ドルが対ユーロで過去1年に14%下落し、米連邦公開市場委員会(FOM C)の利下げにより、湾岸地域のインフレが高進しており、UAEのほか、サ ウジアラビアやカタールなど湾岸諸国はドルとのペッグ制を廃止するよう圧力 を受けている。

英銀HSBCホールディングスの湾岸諸国担当チーフエコノミスト、サイ モン・ウィリアムズ氏はニューヨークでインタビューに応じ、「好況に沸く湾 岸諸国の通貨と問題を抱える米経済を連動させるのは明らかに無理がある。早 急に変更することはないと思うが、年内に変更に向けた議論が強まることはあ っても弱まることはないだろう」と述べた。

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