日立建機の木川社長:日銀短観悪化でも建機需要は好調-新興国中心に

油圧ショベルで国内トップ、日立建機の木川 理二郎社長は、1日放送のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、日本 銀行による企業短期経済観測調査(短観、3月調査)で景況感が悪化するなかで も、建設機械業界は新興国の需要を中心に好調であると語った。主な発言内容は 次の通り。

日銀短観が悪化するなか建機業界について:

「建機業界は新興国を中心に好調で、この状況はしばらく続く。もちろん、 北米や西欧はサブプライムローン問題の影響を受けているが、中国、インド、ロ シアはまったく影響がない。特に中国、インドは非常に活発だ」

円高の影響について:

「日立建機の場合、為替レートが1円、円高になると、12億-14億円減益 になる。当初、1ドル=105円と見込んでいたが、足元1ドル=100円で想定レ ートを組み直している。ただ、固定費の削減などで対応できると考えている」

業績予想の変更について:

「売り上げは達成できるだろう。油圧ショベルの伸びは当初予定の9%で変 更はない。中国では1-3月には2倍伸びた。問題は利益だ。資源価格の上昇は 売価の引き上げで対処する。固定費の上昇は売り上げの伸びでカバーする。問題 は為替の円高にどう対処するかだ。また、部品調達のひっ迫解消も順調に進んで いる。夏にはサプライヤーの新工場も完成する」

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