スイスのUBS:オスペル会長退任へ、評価損は190億ドル(2)

スイスの銀行大手UBSは1日、マルセル・ オスペル会長が退任すると発表した。同社は2008年1-3月(第1四半期)に 190億ドル(約1兆9000億円)の評価損を計上し、同四半期が赤字となること も明らかにした。

同社はまた、150億スイス・フラン(約1兆5000億円)の増資の計画を明 らかにした。評価損により、第1四半期は120億フランの赤字となった見込み。 米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連の損失が響き、2期連 続の赤字となる。

オスペル会長の後任には法務顧問のピーター・カーラー氏が就任する。UB Sは米シティグループやメリルリンチに続き、サブプライム関連の評価損で2回 目の増資が必要となった。

スイスカント・アセット・マネジメントで運用に携わるディーター・ウィネ ット氏は発表前に、「われわれUBSの株主は今年ひどい目に逢うだろう」と話 していた。

第1四半期の評価損はメリルリンチやオッペンハイマーのアナリストが予想 していた110億ドルを上回った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE