ローソン:CO2を1店舗で06年比10%減、12年までに-300億円投資

コンビニエンスストア2位のローソンは31 日、2012年までに地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の1店舗当た りの排出量を06年に比べ10%(6万トン)削減すると発表した。店内の明るさ を調節する調光照明システムを採用するほか、既存店には省エネ機器も導入。新 規出店時には室温の変動が抑えられ、冷暖房の効率効果の高い外断熱工法を取り 入れる。目標のCO2削減のために約300億円投資する。

同日会見した新浪剛史社長は「顧客と一緒にCO2を削減する」として、新 たな取り組みについても説明した。4月8日から会員カード「ローソンパス」な どによる「CO2オフセット運動」を始める。50ポイント単位(100円の買い物 で1ポイント付与)でCO2排出権(排出削減量)10キログラムと交換できる。 同社はアルゼンチンでの風力発電事業で約1万トンの排出権を取得しており、客 に代わり日本の償却口座に移転する。客がポイントなどを通じて排出権を取得す る仕組みは国内流通業で初。

レジ袋断るとポイント付与

レジ袋の削減にも取り組む。同社は08年度に05年度比20%のレジ袋削減 を目標に掲げている。4月1日からはコンビニ業界として初の試みであるレジ袋 を断った客にポイントを付与するサービスを一部店舗で開始する。7月の主要国 首脳会議(北海道洞爺湖サミット)を前に、まずは北海道内の約500店全店で始 め、道内での消費者の反応をみて全国拡大を検討する。

「ナチュラルローソン」の約8割に当たる直営店75店舗でもサービスを導 入する。新サービスでは既存のポイントカードに「エコポイント」として1回1 ポイントを付与。100ポイントで100円の買い物券に交換できるなどの特典があ る。

同業他社では、イオンが12年度までにCO2総排出量を06年度比で30% (185万トン)削減する目標を設定している。太陽光発電などを200店舗に導入 するほか、輸送手段の見直しを進める。グループ全体の約7割に相当する全国 1000店舗でレジ袋の有料化も進める予定。

ローソンの株価終値は前週末比10円(0.2%)高の4410円。

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