米FGICの保険財務格付け、3段階下げて「Baa3」-ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・インベスター ズ・サービスは31日、金融保証会社(モノライン)部門を持つ米FGICの保 険財務格付けを投機的水準まであと1段階の水準に引き下げた。新たな資本増強 ができないことや連邦当局が求める資本の水準を満たさない可能性を理由に挙げ た。

ムーディーズの発表によると、FGIC傘下のファイナンシャル・ギャラン ティー・インシュアランスとFGIC・UKの格付けは「Baa3」と、従来の 「A3」から3段階引き下げられた。FGICの優先債務格付けも「B3」と、 これまでの「Ba1」から後退した。

ムーディーズのアナリスト、ジャック・ドラー氏(ニューヨーク在勤)らは 発表文で、「当局が要求する最低水準を上回る資本があるが、FGICの住宅ロ ーン関連投資に関連する追加損失を吸収するには十分でないかもしれない」と指 摘した。

モノラインは住宅ローン関連債務の損失拡大で資本が侵食されるなかで、格 付け維持に躍起になっている。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)は先週、FGICのモノライン部門の信用格付けを6段階引き下げ、投資 不適格級としている。

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