ピジョン株が大幅続伸、中国消費拡大の恩恵期待-メリル証は注目銘柄

育児用品などを手がけるピジョンの株価が 大幅続伸。中国の消費拡大の恩恵を受ける銘柄として注目度が上昇しており、中 長期的に成長が見込めるとして投資資金の流入が続いている。

終値は前週末比137円(7.1%)高の2070円。一時2085円まで上げ、07年 3月29日以来、約1年ぶりの高値水準を回復した。今月6日に中期経営計画を 発表して以来、株価は上昇基調。4日の直近安値1510円からこの日の高値2085 円までの上昇率は38%に達する。

メリルリンチ日本証券の菊地正俊株式ストラテジストは27日に行われたブ ルームバーク・ニュースとのインタビューで、中国景気は途上国向けの輸出向上 などから米国とデカップリング(非連動性)し、「年率10%以上の経済成長が 可能だろう。今後は中国の消費増加の恩恵を受ける企業が投資対象として評価で きる」と述べた。同氏は注目銘柄として、ピジョンやユニ・チャーム、資生堂、 ミズノなどを挙げた。

菊地氏は、中国の産業構造は高度化してきているうえ、人件費が上がってき ているため、「付加価値の低い製品を作ることは難しくなってきている。中国は もはや世界の工場としてではなく、世界のマーケットとして見るべきだ」との見 解だ。

ピジョンが6日に発表した中期経営計画では、2011年1月期の中国事業の 売上高は100億円と、前期の40億円から急拡大すると見込んでいる。全体売上 高に占める割合は15.6%に上昇する。販売網を拡充するほか、母親向けケア商 品など商品点数の拡大も図るとしている。

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