北京五輪の聖火が北京に到着-チベット問題で中国当局は厳戒態勢

チベットでの騒乱で中国への対応に批判が 広がるなか、北京五輪の聖火が31日、ギリシャのアテネから北京に到着した。 開会式を130日後に控え、パリやロンドンを含む世界中の各都市で聖火リレー が行われる。

聖火を迎える式典は北京の天安門広場で開催され、中国当局はアテネでの 先週の採火式でも起きた抗議活動を防ぐために厳しい警備態勢を敷いた。出席 した習近平国家副主席は、「世界中の人々の相互理解と友好の強化」を目指すと あいさつした。

13万7000キロに及ぶ聖火リレーは世界の19都市を回り、5月2日に香港 に到着する。中国本土にはその2日後に入り、チベット自治区を6月19-21 日に通過する予定。

中国政府は、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の支持者が五輪の 成功を妨害しようとしていると主張。チベットで今月発生した約20年ぶりの大 規模な中国政府に対する抗議活動を鎮圧したことに国際的に批判が高まってい るものの、中国側はこれを否定している。

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