ECBのウェーバー氏:インフレ抑制に「必要ならば」利上げへ

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバ ーのウェーバー独連銀総裁は28日、ルクセンブルクで講演し、インフレ抑制の ために「必要であれば」ECBは利上げをするとの考えを示した。

ウェーバー総裁は、現行の政策金利4%はインフレ抑制に役立っているも のの、物価安定という中銀の目標が脅かされれば「行動する」と表明した。同 総裁は多数の「上振れ方向」のインフレリスクを指摘し、物価上昇圧力が「警 戒」を誘う水準だと述べた。

ユーロ圏のインフレ率は2月に3.3%と14年ぶり高水準に達した。世界的 な信用収縮のなかでもECBは、インフレがより大きなリスクであり、ユーロ 圏経済は健全との姿勢を崩していない。

ウェーバー総裁はユーロ圏の経済成長が「鈍化」しているものの、「基本 的には堅調」だとの認識を示した。景気拡大の勢いは「強く」、マネーサプラ イ(通貨供給量)の伸びは「引き続き、中期的な物価安定に対し上振れ方向の リスクとなっている」と指摘した。

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