大田経財相:CPIは「良い物価上昇と言えない」-消費への影響懸念

大田弘子経済財政政策担当相は28日午前の 閣議後会見で、総務省が同日発表した2月の全国の生鮮食品を除くコアCPI (消費者物価指数)が前年同月比1.0%上昇したことについて、「景気が踊り場 に差し掛かっている中で、なおかつ賃金が上がっていない中での物価上昇なの で、これは決して良い上昇とは言えない」との認識を示した。

経財相はさらに、「原油価格が上がり、ガソリンや食料品価格上昇による物 価上昇なので、決して良い物価上昇ではない」と重ねて指摘、「消費者マインド が今、悪化しているが、これに与える影響を懸念している」と述べた。

また、内閣府が出しているコアCPIから石油製品とその他特殊要因を除 く、いわゆるコアコアのCPIは、前年同月比0.3%の上昇と1月から小幅上昇 したことを明らかにした。経財相はその上で、消費者物価は「わずかながら上 昇しているとの月例経済報告の判断に沿った動き」と語った。また、全体的な 景気の現状についても、景気回復が「足踏み状態にあるとの判断は変わりない」 と強調した。

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