欧州債(28日):2年債下落、利回り3.47%-独連銀総裁が利上げ示唆

欧州国債市場では、独2年債相場が3日ぶ りに下落した。欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ウェーバー独連 銀総裁は物価圧力が「警戒」すべき水準に上昇したとして、この抑制に向けた利 上げの必要性を示した。

イタリアは28日、65億ユーロ(約1兆300億円)規模の国債を発行。独2 年債相場はこれを受けて、月間ベースでここ4年で最大の下落となるもようだ。 なた3月の独消費者物価指数がECBの目安を13カ月連続で上回ったことを背 景に、ECBが年内に利下げに踏み切るとの観測が後退した。

RIAキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ニック・スタメンコビッ チ氏は、「インフレ率は高過ぎるため、ECBは現在の様子見姿勢を強めるだろ う」と述べ、「なかなか低下しないインフレ率は早急な利下げがないことを示唆 している」との認識を示した。

ロンドン時間午後4時3分までに、独2年債利回りは前日比5ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上げ3.47%。月初来では31bp上昇し、2004年 4月以来の上げとなった。同国債(2010年3月償還、表面利回り3%)価格は 前日比0.10ポイント低下し99.13。10年債利回りは1bp上昇し3.93%。

週間ベースでは、2年債は18bp上げた。10年債は17bp上昇と、昨年9 月以降で最大の上げとなった。

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