10-12月の英GDP確定値:前年同期比2.8%増-下方修正(2)

英政府統計局(ONS)が28日発表した2007 年10-12月(第4四半期)の国内総生産(GDP)確定値は前年同期比2.8%増 に下方修正された。エコノミスト予想も下回り、2006年以来の低成長となった。 個人消費の伸びが下方修正されたのに加え、財政支出の減少が影響した。2月27 日発表の改定値は2.9%増だった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト25人を対象にした調査で は、全員が確定値も前年同期比2.9%増と見込んでいた。前期比では0.6%増と、 改定値と変わらず。

イングランド銀行のキング総裁は今週、金融業界の混乱が他業界の成長を抑制 することから、「今後の経済成長は大きく減速する」との見方を示した。28日発表 された別の調査では、3月の英消費者信頼感指数が15年ぶりの低水準となったの に加え、3月の住宅価格の上昇率は1996年以来の低水準となった。

ECUグループ(ロンドン)のチーフエコノミスト、ニール・マッキノン氏は ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「リセッション(景気後退)が 近付いてきている」と述べ、「消費者信頼感指数と住宅価格が鍵となっている。信 用逼迫(ひっぱく)から逃れることは誰もできない」と語った。

ONSによれば、10-12月期の個人消費は前期比0.1%増と、従来の半分に下 方修正された。財政支出は0.5%減、固定投資は1.8%増となった。

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