欧州株(28日):続落、景気減速で業績懸念-建設・小売り株が安い

欧州株式相場は続落。景気減速が業績に影響 を及ぼすとの懸念が広がったことを受け、建設株や小売り株が安い。

英住宅建設大手のパーシモンと、英住宅ローン最大手のHBOSが下落した。 3月の英住宅価格の伸びが10年余りで最も低い水準となったことが嫌気された。 小売り株では英大手のマークス・アンド・スペンサーと、スウェーデンの衣料小 売り大手のハネス&モーリッツ(H&M)への売りが目立った。ドイツの公益事 業会社エーオンも安い。同社の利益が目標レンジの下限になるとの見通しが売り につながった。

ダウ欧州株価指数は前日比0.6%安の306.69で終了。週間ベースでは3.3% 上昇した。年初来では16%下落し、四半期ベースでは少なくとも1987年1-3 月(第1四半期)以降で最大の下げとなった。

リシュリュー・フィナンス(パリ)のアナリスト、シクン・ダン氏は、「失 望を誘うような経済データが続いている」と指摘。「原材料価格は高止まりし、 株式相場は不安定なままだ。こうしたことが株価に対する姿勢を慎重にさせてい る」と語った。

28日の西欧市場では、18市場のうち12市場で株価指数が低下した。ダウ欧 州50種株価指数は0.6%低下、ダウ・ユーロ50種株価指数は0.3%下げた。

パーシモン、HBOS

パーシモンは5.1%安、HBOSは3.1%下げた。英住宅建設大手のバラッ ト・デベロップメンツは6.2%下落した。

マークス・アンド・スペンサーは3.1%安。H&Mは1.2%下落。英家電小 売りのDSGインターナショナルは5.5%下げた。エーオンは2.5%下落した。

3月のユーロ圏小売業景気指数(季節調整済み)は48.2と、2月の52.4か ら低下し、縮小・拡大の分かれ目となる50を下回った。3月の英消費者信頼感 指数は1993年以降の低水準、3月の仏消費者信頼感指数は過去最低に低下した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比24.6ポイント(0.4%)安の5692.9。FTオール シェア指数は同11.39ポイント(0.4%)下げて2920.42。

ドイツのDAX指数は同18.16ポイント(0.3%)安の6559.90。HDAX 指数は9.44ポイント(0.3%)低下し3350.93。

フランスのCAC40指数は同23.61ポイント(0.5%)下げ4695.92で終了 した。

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