石油元売り:ガソリン卸値23円程度値下げへ-暫定税率期限切れで

新日鉱ホールディングス傘下のジャパン エナジーやコスモ石油などの石油元売り各社は28日までに、ガソリン税(揮 発油税)の暫定税率が今月末に期限切れとなった場合、4月1日からの税負担 額の変更にともなうガソリン価格の値下げ幅を1リットル当り22-23円にと どめることを決めた。Jエナジーの高田正紀・広報担当、コスモ石油の矢野達 也・広報担当がそれぞれ明らかにした。

揮発油税は、ガソリンが製油所から出荷された時点で課税される「蔵出し 税」。暫定税率が期限切れとなれば、4月1日以降に製油所からガソリンを出 荷した場合、現行の揮発油税分25.1円を値引くことが可能。その一方で、各 社は油槽所など製油所外のタンクに、すでに揮発油税が課税されたガソリン在 庫を抱えている。この在庫分を給油所や中間卸売業者に販売する際、従来の暫 定税率でしか売ることはできない。これらを相殺すると、各社とも22-23円の 値下げになるとしている。

また、石油最大手の新日本石油は、きょう午後6時に中村雅仁常務が会見 し、4月1日からのガソリン価格の方針について発表する予定。

新日鉱ホールディングスの株価終値は前日比3円(0.6%)高の544円。 コスモ石油の株価終値は前日比変わらずの317円。

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