米カリフォルニア州:地方債保証でバークシャーと契約しない方針

米投資家ウォーレン・バフェット氏率いる 保険・投資会社バークシャー・ハサウェイ傘下の金融保証会社(モノライン) が、地方債発行で全米最大の州、カリフォルニア州との契約を一切獲得できな い可能性がある。

10以上の州政府や自治体が、債務格付けはデフォルト(債務不履行)リス クを誇張しており、そのことが金利を押し上げ、発行体に本来不必要な保証契 約を迫ると主張している。カリフォルニア州の財政責任者、ビル・ロッキャー 氏はその急先鋒(せんぽう)だ。

ロッキャー氏は26日にインタビューに応じ、バークシャーは現在の格付け を支持しているとして、カリフォルニア州は同社傘下のモノラインと取引しな い方針だと表明した。「納税者に不公平だ」というのがその理由だ。

同氏は、現行の格付け制度が今後30年間で50億ドル(約5000億円)の余 分な負担を同州に強いると試算しており、「バフェット氏が考え直すことを希 望する。私は彼の企業と一切取引をするつもりはない」と述べた。

バークシャーのモノライン、バークシャー・ハサウェイ・アシュアランス は昨年12月に設立された。米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅 融資)証券関連の損失でモノライン大手、MBIAやアムバック・ファイナン シャル・グループに対する信頼性が揺らいだことから、バフェット氏は地方債 の保証事業に乗り出した。

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