アジア株:上昇、週間ベースで今年最大の上げへ-Cnooc高い

28日のアジア株式相場は上昇。MSCIア ジア太平洋指数は週間ベースで、今年に入って最大の上げとなりそうだ。中国 海洋石油(Cnooc)が発表した増益決算や、韓国のサムスン電子が2008 年の売上高が増加する見通しを示したことが好感され、金融機関の損失拡大懸 念を相殺している。

Cnoocは2週間ぶり高値を付けている。サムスン電子は約3カ月ぶり 高値に達した。一方、シドニー市場ではウエストパック銀行が下落。オプショ ン市場で、米証券会社リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの株価下落を 見込んだ投資が増えていることが嫌気されている。

バンク・ジュリアス・ベア(シンガポール)の投資アナリスト、ニコル・ ジー氏は「現在の環境を考えて、投資家は強いファンダメンタルズの企業に固 執している」と指摘。「これまでのところ悪材料が出ているのは金融に限られ ており、その他のセクターに波及している様子はない」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後零時41分現在、前日比1%高 の141.34。一時は0.5%安になる場面もあった。エネルギーを中心に、MSC Iを構成する全業種が上昇している。

週間ベースでは3.9%上昇しており、昨年11月30日終了週以来の大幅な 伸びだ。年初からは11%安で、1-3月(第1四半期)の下落率では1992年 以来で最大となりそうだ。

日経平均株価は1.2%高。この日取引が行われているアジア太平洋地域の 株価はオーストラリア市場を除き、上昇している。

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