アジア株:金融株が安い、銀行業績懸念-MSCI指数は上昇に転じる

28日のアジア株式市場では、金融株が安 い。銀行利益の伸びが鈍化するとの懸念が響いた。MSCIアジア太平洋指数 は一時下げたものの、上昇に転じた。

オーストラリアのウエストパック銀行は3週間で最大の下落。米証券会社 リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが資金不足に直面しているとの見方 から、オプション取引のトレーダーが同社株の下落を見込んだ投資を増やした ことが影響した。同社は、観測は根拠がないと説明した。

韓国では、新韓金融グループが安い。金利低下と支出鈍化に伴い、韓国の 銀行の利益が予想を下回るとの証券会社の分析が嫌気された。一方、中国海洋 石油(Cnooc)は、原油高と同社の増益決算が好感され、買われた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時33分現在、前日比0.2% 高の140.30。一時は0.5%安となった。業種別の10指数では、金融株が最も大 きく下げている。

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