NZの10-12月期GDP:前期比1%増に加速-原油輸出増加(2)

ニュージーランド(NZ)統計局が28日発 表した2007年10-12月(第4四半期)国内総生産(GDP)は前期比1%増と なった。原油やバターの輸出増加が寄与した。前年同期比は3.7%増だった。

7-9月期は前期比0.5%だった。ブルームバーグ・ニュースがエコノミス ト13人を対象にまとめた予想中央値では、第4四半期は前期比0.8%増と見込 まれていた。

前年同期比の伸び率は2004年半ば以来最大となった。これは、インフレ対 策を重視して政策金利を過去最高の8.25%に据え置いたNZ準備銀行のボラー ド総裁の判断を裏付けるものとなる。エコノミストは、干ばつによる農産物の減 産と不動産市場の冷え込みに伴い今後成長が鈍化すると予想しており、08年7 -12月(下期)に利下げが実施されるとの観測が強まっている。

マッコーリー銀のエコノミスト、ヘイデン・アトキンス氏は「NZ経済は若 干の混乱とともに昨年を終えた」と述べた上で、「今回発表のGDPには同国経 済が08年に入って直面している困難が反映されていない。恐らく今後は下降線 をたどることになるだろう」と指摘した。

GDP発表後のウェリントン時間午前11時23分(日本時間同7時23分) 現在、NZドルは1NZドル=0.8051米ドルと、発表前の0.8023米ドルから上 昇した。

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