マコーミック財務次官:日米は協力して人民元上昇に向けた働き掛けを

マコーミック米財務次官(国際金融担当)は 27日、中国政府に人民元上昇加速を容認するよう説得することは日米両国にと って利益となるとの見解を示した。

マコーミック次官はニューヨークのジャパン・ソサエティでの講演で、「日 米両国は変動相場制の維持」が、経済の安定化や通商関係の改善という点で「重 要な価値を持っていると認識している」と語った。

2月に東京で開催された7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)でも、中 国に人民元上昇加速の容認を求める声明が採択された。

マコーミック次官は、日米両国が協力して、「特に中国など貿易黒字国の硬 直した為替政策」などが招く保護主義の回避に取り組むべきだと指摘した。

また同次官は、「為替問題で日本が中国に働き掛けることは特に有益だ」と 述べた上で、「日本が率直で内容の濃い対話に積極的に参加することが中国の人 民元改革の進展を促してきた」と説明した。

日本に関してマコーミック次官は、デフレが予想以上に長引いており、日本 政府は「競争促進と長期的な成長のための包括的改革を推し進めるべきだ」と語 った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE