アジア株:5日ぶり反落、米景気悪化懸念広がる-自動車や銀行が安い

27日のアジア株式相場は、5営業日ぶりに 反落。自動車株や銀行株が安い。信用市場での損失が拡大し、米国の景気が悪 化しているとの懸念が広がった。

トヨタ自動車が下落。米商務省が26日発表した2月の米製造業耐久財受注 額が予想に反し減少したことを嫌気した。オーストラリアのコモンウェルス銀 行と三井住友フィナンシャルグループも売られた。米シティグループの損失が 従来予想より大きく増えるとの証券会社の見通しが材料視された。

BPIアセット・マネジメント(マニラ)で55億ドル相当の運用に携わる マービン・ヤップ氏は、「米国が直面している不確実性が本当に終わりつつある と言うことはできない。世界最大の経済大国である米国の世界市場における役 割は依然として大きい。米国とアジアの全面的なデカップリング(非連動性) は不可能だ」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時56分現在、前日比1.2% 安の140.14。前日までの4営業日は、信用関連損失が限定的になるとの見方か ら、5.3%上昇していた。

日経平均株価は前日比102円05銭(0.8%)安の1万2604円58銭で終了。 中国本土のCSI300指数は4%を超える下げ。

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