香港ハチソン:07年通期は53%増益-3G事業の損失縮小や資産売却で

香港の資産家、李嘉誠氏が経営する複合 企業、ハチソン・ワンポアが27日発表した2007年通期決算は、53%増益とな った。資産売却益を計上したことや、高速通信部門での損失が縮小したことが 寄与した。

香港取引所に提出された資料によると、純利益は306億香港ドル(1株当 たり7.18香港ドル)で、前年の200億香港ドル(同4.70香港ドル)から増加 した。売上高は前年比15%増の3088億香港ドル。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト5人を対象にまとめた純利益の予 想中央値は313億香港ドルだった。

欧州とオーストラリアで3G(第3世代)携帯電話サービスを展開する子 会社、3グループの損失が縮小した。第三者を通じての販売を制限したことが 奏効した。ハチソンは、インド3位の携帯電話サービス会社出資分の売却益と して46億米ドル(約4550億円)を計上した。

マッコーリー・セキュリティーズ(香港)のアナリスト、ゲーリー・ピン ジ氏は「最も重要なのは3G事業の業績だ」と指摘。「米景気減速や港湾事業 への影響を考えると、08年の業績見通しも大きな関心を集めるだろう」と述べ た。

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