スティール:サッポロの協議入り姿勢を歓迎-必要情報の提供依頼(2)

サッポロホールディングスに株式買い増 しを提案している米系投資ファンドのスティール・パートナーズは26日、サ ッポロがスティールと協議する方針を決めたことについて、歓迎する書簡を送 付したと発表した。また、サッポロが今なお受理していない必要な情報がある としている点に関しては、協議前に必要な情報を書面で提供するよう依頼した。 協議の日程については28日に開催するサッポロの定時株主総会後で調整する ことも提案したとしている。

スティールの依頼を受けて、サッポロ側は「協議に入る前にスティールが 提出すべき情報のリストを書面で提供するかどうか今後、検討する」(小川克 人・広報担当マネージャー)としている。

スティールは10日、昨年2月に提示した買収提案の内容を修正し、サッ ポロに協議に応じるよう呼びかけていた。サッポロは14日、協議の意向を表 明。サッポロは協議を通じて、これまでに提供されなかった必要情報の再確認 などを含めて詳細な説明を求めていく方針。

修正案では、TOB(株式公開買い付け)による株式取得を当初の66.6% から33.3%に引き下げ、株主総会において重要事項への拒否権を持たない保有 比率に変更。当初の買収案に「反対」を表明したサッポロ経営陣に対し、経営 権にこだわっていない姿勢を示した。一方、TOB価格は1株825円から875 円に引き上げた。スティールはサッポロ株19%程度を保有する筆頭株主となっ ている。

サッポロの株価終値は前日比4円(0.5%)高の823円。

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