アジア株:ほぼ変わらず、日野自など自動車株安い-商品株は上昇

26日のアジア株式市場では、自動車やハイ テク関連の銘柄が安い。3月の米消費者信頼感指数が低下したことや、トラック 大手の日野自動車が米国での販売減少を受け特別損失を計上すると発表したこと に反応した。一方、商品株は上昇した。

日野自は6営業日ぶりの下落。キヤノンも米JPモルガン・チェースが投資 判断を引き下げたことを嫌気して売られた。一方で原油や銅、金の相場上昇を受 け、オーストラリアの石油・ガス生産大手ウッドサイド・ペトロリアムと産金大 手ニュークレスト・マイニングは上昇した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時1分現在、前日比ほぼ変わら ずの140.62。米住宅市場低迷の影響で同国経済がリセッション(景気後退)入 りするとの懸念のなか、同指数は今年に入り11%下落している。日経平均株価 の終値は前日比38円59銭(0.3%)安の1万2706円63銭。

シュローダーズで2750億ドル相当の資産運用に携わるレスリー・ファン氏 (シンガポール在勤)は、「問題の核心は依然として米国経済と、住宅市場の回 復が見られるかどうかにある。住宅市場が改善すれば、消費も回復に向かう可能 性がある」との見方を示した上で、「われわれはまだ危機を脱してはいない」と 述べた。

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