米フランクリン:英キングフィッシャーに投資-米ホーム・デポは売り

英住宅市場が20年で最悪の状況となるな か、米投資信託運用会社フランクリン・リソーシズは、英住宅関連用品小売り 最大手のキングフィッシャー株を購入、同業の米ホーム・デポ株を売却してい る。

フランクリン傘下のテンプルトン・グローバル・アドバイザーズで上級ポ ートフォリオマネジャーを務めるリサ・マイヤーズ氏は「バリュエーション(株 価評価)が非常に魅力的だ」と話す。

ブルームバーグのデータによれば、テンプルトン・グローバルは1月にキ ングフィッシャー株を2990万株買い入れた。同氏は「キングフィッシャーの株 価は英事業だけを基に推移しているようだ。英国以外の日曜大工向け事業の力 強さは注目されていない状況だ」と説明する。

キングフィッシャーのバリュエーションは今年、過去最低まで落ち込んだ。 株価収益率(PER)は9.5倍と、ホーム・デポの12.6倍と比べて割安だ。キ ングフィッシャーの売上高の半分以上は海外でのもので、海外の一部市場では 英店舗の8倍のペースで売上高が伸びている。ブルームバーグがまとめた見通 しによれば、これを背景に、同社の株価は今後1年間で24%上昇し166.6ペン スに達する可能性がある。

当局への資料によれば、米住宅相場が20年ぶりの大幅な落ち込みを見せる なか、「フランクリン・アドバイザーズ」は保有していたホーム・デポ株の4 分の3を売却。保有株数を151万株に減らした。ほかのフランクリンのファン ドは引き続き合わせて約1500万株を保有している。

25日のロンドン市場では、キングフィッシャーの株価は前営業日比8.9ペ ンス(7.1%)高の133.9ペンスで終了した。

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