中国人民元:ペッグ制廃止後の高値更新-当局のインフレ抑制策を反映

中国の外国為替取引では26日、人民元が対 ドルで上昇し、2005年7月のドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新し た。中国人民銀行がインフレや輸出の伸び抑制に努めていることを反映した。

人民元の上昇は、ここ1週間で最大となった。中国政府が上海での最低賃金 を引き上げたことから、消費者物価指数の伸びが加速する可能性を示す兆候が増 えた。元は年初来で3.8%値上がりしており、ペッグ制廃止後の上昇として過去 最大。昨年10-12月期は2.7%上昇した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午後 零時44分(日本時間同1時44分)現在、1ドル=7.0283元と、前日終値(同

7.0448元)から0.23%高。一時は同7.0252元と、ペッグ制廃止後の最高値を付 けた。