物語コーポの初値は1797円、公開価格比10%安-ジャスダック上場(2

「焼肉一番かるび」などの外食チェーンを 展開する物語コーポレーションが26日、ジャスダック市場に新規株式公開(I PO)した。午前9時36分に売買が成立。初値は公開価格(2000円)を10% 下回る1797円だった。業績は好調なものの、景気や個人消費の落ち込み、競争 激化などへの懸念を背景に積極的な買い注文が手控えられている。

コスモ証券のエクイティ部・情報課の東健一・担当部長は「投資家はバリ ュエーションよりも成長性を重視している。外食産業は競争が激しく、成長が 見込みにくい」と語り、人気がない業種だったことが初値下落の要因との見方 を示した。

同社は焼き肉部門、ラーメンを中心とした中華部門、お好み焼きなどの専 門店部門の3分野が主力。出店状況は直営店が59店舗、フランチャイズが56 店舗(19日現在)。2008年6月期の新規出店は、直営店で8店舗、フランチャ イズではお好み焼きを中心に17店舗を予定。

郊外のお好み焼きは未成熟

同社の小林佳雄社長はブルームバーグ・テレビとのインタビューで、お好 み焼きは日本人がみな知っているものの、「郊外には全く存在しないという、 未成熟で攻めるに値するマーケット」と述べ、積極的に事業展開していく方針 を示した。

08年6月期の単体業績予想は、営業利益が前期比30%増の7億4700万円。 小林社長は「業績達成の見込みはすでに立っている」と語り、計画達成に自信 を示した。「来期以降は今の数字を基準にプラスアルファとしたい。間違いな くそのような予算を組む計画」(同社長)とも述べ、引き続き業績拡大を目指 す考えだ。

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